素質

namuzak2006-05-01

人が働く姿を見るのは、楽しい。
それがよく知っている人であれば尚更。
「あーこいつ凄いな」とか「そんな顔をして働いてるんだ」とか、単純に「ウケル!笑」とか。
自分が働くモチベーションを維持するのにも、関わってくると思う。
落ちてる時とかに「あいつあんなに頑張ってたなー」みたいに思い出してみたりして発奮材料になる。



でも、理屈をつけても結局は「おもしろいから」かな。
昨日見た二人は共に働く姿が想像出来ない人たち。
かなり新鮮で、刺激をもらえました。
似たような二人だけど、社会に出てから顕れる違いが意外なほど大きくて。
結果論だろうけど、やっぱり素質は大いに影響しているかと。


10年後の日本 (文春新書)

10年後の日本 (文春新書)



ふと本屋で平積みになっている新書に昔馴染んだ名前を見つける。
予備校に通っていた頃の英語の先生だった。
中高通して完璧な英語難民に育った僕だけど、この英語の授業は楽しみで仕方がなかった。
この人どこか他の講師と違って知識人というかスマートな印象を受ける人で、印象に残っていたので読んでみた。


一歩間違えれば香ばしい感じになるタイトルだけど、内容は比較的まとも。
この手の事を書かんとするとどうしてもこんな感じのタイトルになる。
そこから先は、本人に自覚があるかどうか、が重要なポイントみたい。
ただし、筆者と直に接していない人には厭味ととれる言い回しも含まれていると思う。
仮に僕の口から出たとすると、香ばしい以前にまだ冗談にしかならないかな。