ほんの記録
最近読んだ2冊。
男の顔は履歴書だとか、そういった言葉があったような気もしますが。
確かに、その性格や生き方が顔に出るものです。
HONDAの福井社長やSONYの出井氏あたりの引き締まり方は、とても憧れるものがある。
直接お見受けしたなかではTOYOTAの銀屋技監、この方は「凄味」を持っていた。
Ⅴ字回復を遂げた松下を率いた中村社長も、同じ系統の引き締まり方をしていると感じる。
おそらく相当な苦労と、深い思慮を重ねてきたのだろう。
僕自身いかに会社を変えるのが難しいか、最近身をもって感じているし
「松下はいかに変わったのだろう?」と読んでみた。
- 作者: 森一夫
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
- 発売日: 2006/10
- メディア: 文庫
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「幸之助のつくりあげた会社から脱皮するのがどれだけ大変だったか」の説明に多くを割きすぎて
「実際の脱皮の苦しみ」の部分は今ひとつ描ききれていないと感じる。
といいつつも、なかなか面白かった。
そんなビジネス本を興味深く読みつつも、ある意味対極の価値観?こんな本を読んでみる。
「それも十分ビジネス本だよ!」と言われそうですが・・
- 作者: 佐藤典司
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2006/08/26
- メディア: 単行本
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似ているだけに、それをもう少しリアリティーをもって語られた読後感は「憂鬱」。
わりと新しくてまだ少数派の考え方だとは思うけれど。
そして因縁深くも出版社はPHP。