シュータタシュタタと

小学生の頃「つるピカハゲ丸」という漫画がありました。
タイトルからして80年代の匂いが漂う、ギャグ漫画です。


その中にこんな一節があったと記憶しています。
「なんで四季があるのかわかったぞ!」
「夏暑くて、皆が冷房をつける、すると冷え過ぎて寒くなって冬になる。」
「冬になると皆暖房をつける、そうすると暖まりすぎて夏がくるんだ!」
「この発見はノーベル賞ものだぞ!」
とか、こんな内容だったと思います。
小学生でもわかるシュールなギャグの筈だったんですが、今年の暖冬を考えると・・・。
そういう人間の楽に暮らすための道具を使用した結果の排出物が、環境の悪化に繋がっているのですからマッチポンプそのもの。
あまり笑えない状況です。
むしろあの「ピッカピッカの人気者〜♪」に、こんなメッセージが仕込まれていたのか!?と深読みしてしまいます。


とても珍しいんですが、ここひと月ほどの間に3本ほど映画を見ました。
そのなかの一つ「不都合な真実」で熱っぽく語るスクリーンの中のゴアを見ながら、ふと頭の中にそんな記憶が蘇ってきました。