Public Footpath

namuzak2007-04-22


公共の遊歩道、かな?


街中のイロイロなところで「→public footpath」こんな標識を見つけることができます。
その標識は遊歩道の入口を示すもので、なかには「えっ?ここ入っていっていいの?私有地じゃないの?」とか「ここ人の通る道なの?」思うような入口もあるけれど、進んでいくとちゃんとした道になったりします。
ちゃんとした道っていっても、舗装された道は一つも無く全て土とか草の獣道。それがいいんだよね。
小学生の頃三重県の田舎(コンビニすらなかった)に住んでいて山や田んぼで遊んだけれど、それを思い出す感じ。
森の中のフットパスでは様々な鳥のさえずりや少し大きなリスが楽しませてくれるし、牧場の中のフットパスでは羊や馬のすぐ脇を通ったり、羊は臆病だからすぐ遠くへ逃げちゃうけどね。
なんだかリタイアした人の趣味のような田舎道の散歩だけど、変化に富んで飽きないので地図を見て、「このフットパスを通ってこっちの道に出て、それからこのフットパスに入ろう。」何て考えながら歩いていると2〜3時間経ってしまっているくらい面白い。道が変化に富んでいるし、特に僕には新鮮な景色ばかりだし。
ちゃんと水筒を持って歩いたほうがいいかな。


犬の散歩をしていたり、子供連れで歩いたり、老夫婦が歩いていたり。
道によっては自転車も通行可能なので、マウンテンバイクに乗っている人も。
馬もOKって標識があったけれど、さすがに馬に乗った人は見なかったな。
日本から持ってきた「地球の歩き方」によると、イギリスはウォーキング大国で全土にこのフットパスが張り巡らされているらしい。
土地の管理の関係がどうなっているのか気になるけれど、とにかく素晴らしいシステムだと思う。
僕の実家のすぐ脇にも人の手の入っていない山林が残っていてそこをこんな風に開放できたら良いのに、なんて思うね。