失敗学恐るべし

ミネアポリスで起きた橋の崩落事故から。
詳細はわかりませんが。


そもそも「橋が落ちる」なんてことは考えもせずに僕らは生活してるけど、
どんなに完成し成熟したように見えても、やはり何かあるものなんだ。


橋の崩落事故は
1907年 カナダ・ケベック
1940年 米・タコマ橋
1970年 英ミルフォード港橋


と、30年周期で起こっているそうで。
そういった失敗から学ぶべき事を、学問として確立した畑村洋太郎氏の「失敗学」を思い出した。


日経BizPlus:コラム 畑村洋太郎氏「失敗学」事始め


上記リンクのページには30年周期で起こる大事故の説明として、「無関心の増加と注意の低下」のグラフが描かれている。
技術者の慢心を図示したものだが、これは一般人の日常、もっと短い周期に置き換えてもみられることだと思う。


例えば今の僕ならば…
入社後4年が経ち、新入社員の頃なら疑問に思った点を組織に馴染むに従って気づかなくなっていく。
そのことがモノを考える上での視野狭窄につながる。
それはやっぱり、きちっと意識しておかないと重大な落とし穴につながりかねないのかなと思う。